【足の怪我の捻挫】完治までの期間と対処法!家でできるリハビリも紹介

【足の怪我の捻挫】完治までの期間と対処法!家でできるリハビリも紹介 足の捻挫

多くの方が経験をした怪我と言えば、捻挫です。一日に何万人もの方が痛めてしまっていると言われています。

状況としては、歩行中に段差に気づかすつまずいた、何か物を踏んでしまい挫いた、ランニングをしている際に挫いたなどさまざまですが、多くの方が 軽い怪我と受け止めているのも事実です。

そのままにしていても2~3日で治るから平気だと言う意見や、軽く考えている為に癖付いていても気にしない方も多いと思います。

そこで、完全に完治させる為にはどのくらいの期間が必要か、軽い怪我ととらえてはいけないのは何故かを説明していきたいと思い ます。

まず足首の関節は、脛骨、腓骨、距骨の3つの骨からできており、外側は3つのじん帯(前腓じん帯、脛腓じん帯、後腓じん帯)で囲まれていて、内側は三角じん帯という強いじん帯があります。

そのじん帯や周りの組織を損傷してしまったことを言いますが、その種類には内側に捻ってしまった(小指側に捻った状態)内反と、外側に捻ってしまった(親指側に捻った状態)外反の2種類があります。

そのほとんどが内反による損傷と言われています。 内反は歩行時やランニング時に沢山集まっているじん帯の一部を損傷または断裂した場合が多く、

外反は外部からの強い衝撃を受けた時やラグビーなどの激しいスポーツの時とても強いじん帯が損傷または断裂してしまった場合が多いからです。

内反と外反では完治するまでの期間もとても異なります。それでは、どのくらいの時間が必要かについて説明して行きたいと思います。ます軽度の症状だと、じん帯を少し伸ばしてしまった状態で、一般的には捻った状態を言います。

その際は軽い痛みや押すと痛かったりするものの、歩く事は可能な状態です。2~3日で歩行可能ですが、2~3週間は無理せず安静が必要です。

治療方法は簡単なサポーター固定で治ります。中度の症状だと、じん帯の部分断裂状態で、足を着くと痛みを感じ、腫れを伴います。

また、痛みはあるがどうにか歩ける状態ですが、軽い走行は無理で曲げると痛い状態でもあります。こちらは2~3週間で歩行可能ですが、1ヶ月は安静が必要になります。

治療方法はしっかりと固定できるサポーターを使用し、リハビリを行います。 重度の症状ともなると、完全にじん帯が断裂状態となり、大きく腫れ、かなりの痛みと皮下出血も出て自分では歩くのは困難な状態となります。

外反の際がこの症状になりやすいと言われています。1~2ヶ月で歩行可能ですが、3ヶ月程度は安静が必要になりま す。治療方法はギブス固定または手術が必要な場合もあり、その後のリハビリも大変時間がかかります。

完治までの日数を考えても、軽い怪我ではないことが解ると思います。ちゃんと完治するまで療養しなければ、再発を繰り返し(いわゆる癖になると言う)後々腰痛や歩行障害が起こる事もあります。

適切な対処と根気よくリハビリをすることがとても大切です。

家で出来るリハビリとして、タオルを使ったトレーニング(足の指を使ってタオルを掴む)や、チューブの紐を使ったトレーニング(指に紐を付け上下運動させる)も早期回復を促す効果がありますので、ぜひ実践してみて下さい。

また、万が一捻挫してしまった際 には、初期治療を行う事で悪化を防ぐことが出来ます。 初期治療とは、無理に動かさずにとにかく冷やす、患部を固定する、炎症がある場合は患部を高い位置で保つ処置です。

誰にでも出来る事なので覚えておくと大変役立ちます。

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