足首捻挫の正しいテーピング法と効果的な初期治療!完治への道のり

足首捻挫の正しいテーピング法と効果的な初期治療!完治への道のり 足の捻挫

誰もが経験していると言ってもよい怪我の代表が捻挫です。

歩行時やスポーツ時、不意につまずき足首などを挫いた経験はあると思います。

その多くの方が、軽い怪我と思い込み適切な治療をせずに放置してしまっているのです。足首は、歩く為にはとても大切な部位です。

仕組みとしては、骨とアキレス腱によって集合している筋肉の伸び縮みにより歩行機能が働き、また柔軟に対応出来るように関節部分にはじん帯があり、じん帯によって骨と骨を繋いでいます。

しかし、足を挫いた際にそのじん帯や伳、筋肉などに想定以上の負荷がかかることによって損傷してしまった状態を捻挫と言いますが、ほとんどの場合軽い痛みのみで済んでしまう為、適切な処置をせずにそのまま放置してしまうのです。

そのまま放置してしまうと、じん帯は伸びきったまま元に戻らず、不自然に関節が固定されてしまい、再度痛めてしまったりします。

そこで代表的な初期治療がRICE(安静、冷却、圧迫、拳上)です。初期の手当をちゃんと行う事により、その後の完治するまでの期間や悪化度が変わってきます。

安静』は文字通り無理に動かさず安静にする、『冷却』は患部を冷やす、『圧迫』は動かないように固定する、『拳上』は患部を出来るかぎり高い位置にすると言う処置です。初期治療後、次に大切になってくるのがリハビリです。

その際に重要な対処がテーピングになってきます。 効果としては、関節を固定でき意図的に動きを制御する事が出来る、歩行の際の負担を軽く出来る、患部は弱っているため再発を防止出来る、また痛みを緩和させる事が出来ます。

テープの種類には伸縮性テープ(動きやすくかぶれにくいが固定力が弱い)と、非伸縮性テープ(固定力は強いが動きにくくかぶれやすい)があります。

また今は中間の強度のテープなども市販されているので、怪我の状態に合わせてテープを変えていくことをおすすめします。

巻き方ですが、まず外くるぶしから拳一個分上の所にテープの片側をスタート地点として貼ります。軽く引っぱりつつ、土踏まずの下を通りスタート地点の反対側と同じ高さをゴール地点としてそこまで貼り付けます。

これを3回繰り返し行いますが、1枚1枚が半分ずつ重なるように少しずつずらして貼って行ってください。

そして先ほどのスタート地点と同じ所からスタートし、足首の前を通して土踏まずの下を通り、前足首の所で交差するように貼り、先ほどのゴール地点と同じ所まで貼付けます。

この巻き方は基本の巻き方になりますが、巻き方にもいろいろなやり方がありますので、その都度症状に合わせて変えていくのが良いでしょう。巻き方はとても大切です。

巻き方を間違えると逆効果になってしまう恐れもありますので、不安な方は接骨院などで指導を受けて下さい。 悪化させないよう、初期の適切な対応とその後のケアは大切な事です。

大丈夫だろうと簡単に考えず、最後まで治すと言う気持ちを忘れずに治療していきましょう。

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