足首の捻挫の3つの症状と知っておきたい初期治療法について

足首の捻挫の3つの症状と知っておきたい初期治療法について 足首の捻挫

足の捻挫した時に、重症度を判断する基準があります。

外側靭帯捻挫の重症度

1.軽度(1度)

・外側靭帯上に圧痛がある

・背屈と底屈の制限はなく、痛みもない

・かかとに異常な内転力を加えると多少の痛みが起こる

2.中等度(2度)

・普通の動きですら非常に痛む、機能障害がかなり大きい

・足関節や足がびまん性に腫脹する

3.重度(3度)

・直後により著名な機能障害

・腫れはびまん性で程度が強い

・足関節はどの方向に動かしても、強い痛みが起こる

・異常な可動性が証明される

この3つで診断されます。

もし捻挫が起こった場合はRICE処置です。

REST(安静)

ICING(冷却)

COMPRESSON(圧迫)

ELEVATION(挙上)

 +

FIEVAION(固定)

必ずけがをした時は、行ってください。

必ず覚えておきたい初期治療

テーピング

1.軽い固定性、テープの数を多くしたり、補助具を用いると固定性は向上します。

2.捻挫再発予防や早期からの運動開始に効果的

3.軽度捻挫(1度)に3から20日間用います。

もしテーピングは費用がかかる方は、サポーターをお勧めします。

ギブス固定

1.中等症(2度)は3週間、重症(3度)は6週間のギプス固定や硬性装具が必要です。

2.ギプス固定後の関節拘縮、筋力低下による関節不安定性にはテーピングが有効です。

手術

重症(3度)の靭帯完全断裂には手術が必要な場合がある。

リハビリテーション

1.一般に2度は3週間、3度でも6週間でギプスや硬性装具の固定を除去し温熱療法と関節拘縮改善運動と筋力強化を行います。

2.このときテーピングを利用すると再発防止に良い。

3.スポーツ活動を行う時は、捻挫の程度にかかわらず3か月間はテーピングをした方が、再発予防によい。

よくスポーツをしていた時に、捻挫したら治りかけでスポーツをまた再開して、また捻挫をしたことがないでしょうか?

クラブ活動にはスポーツトレーナーがいる学校は少ないと思います。

休んだらレギュラーを外されるのではないかと思ったりします。

けれどケガをしている時に、できることってないでしょうか?

筋トレやストレッチなどを行うことで、またプレーの幅が増えます。

必ずケガしたら、医療機関に行ってください。

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