足の付け根から太ももにかけての痛みとだるさの原因と対処法とは?

足の付け根から太ももにかけての痛みとだるさの原因と対処法とは? 足のだるさ

長時間歩いた後や運動の後など、足の付け根から太ももにかけて、にぶい痛みやだるさを感じた事はないでしょうか?

ただ、久しぶりの運動だった、いつも以上に長い距離を歩きすぎた事が原因ならば、マッサージなどで回復させる事が出来るので良いのですが、 その症状から関節への損傷を疑うべき場合もあります。

それは変形性股関節症です。ほとんどのケースが、生まれつきの人、急激に太ってしまった、もしくは40代から50代にかけての女性に多く起こる症状です。

股関節は、骨盤と大腿骨(足の骨)をつなぐ関節で、この部分の働きによりスムーズに歩行などが出来る ようになっています。

その部分がすり減ってしまい、座る立つ歩くなどの動作をする際に痛さを感じます。

動作のはじめに痛さを感じ、だんだん和らいでくるのが特徴ですが、ひどくなると、歩行困難や日常生活で大変苦痛を伴う損傷です。

また、股関節が固くなってしまい、横になった状態で股関節を内側や外側へ曲げると激しい痛みを感じ、股関節が固くなる事によって動ける行動範囲も狭くなってしまいます。

それでは、その対策と治療方針についてお話をします。

起こりやすい年代や特徴については、先ほどお話をしましたが、生まれつきなりやすい関節の人は、ならぬようにケアをしてあげなければなりませんが、小さい頃から運動を心がけて生活をしていれば、成人までには治る方がほとんどです。

日頃からのケアがとても大切で、年齢を重ねるとともに関節も老化が進むため、毎日適度に運動をすること、肥満気味の方も関節部分が体重を支えきれず起こる事もあるため体重を減らすよう努力する、などの自己ケアが大切になってきます。

おすすめのスポーツとしては、ゆっくりとしたペースで出来るウォーキングや水の浮力で負担が少ない水泳です。体に無理な負担をかけすぎず、尚かつ、適度に運動が出来るスポーツだからです。

また、お年寄りでも楽しくはじめられる所も、おすすめのポイントで す。

そして、万一変形性股関節症になってしまった際の対処方法は、温熱治療法で、患部を温めて血行を良くしてあげます。

また、コルセットを装着し、無理な負担がかからぬように保護をしてあげます。ひどいケースになると、手術が必要な場合もあります。

こう考えてみると、ただ太もも付近にだるさを感じるのは疲れているからだと、自己判断で終わりにしてしまうと、実は別の箇所を損傷していた、なんてゆうこともあります。

少しでも体に不調を感じた際は、適切な処置を行って下さる病院へ診察に行く事が、未然に防げる、また最小限に防げる近道だと思います。

この症状は、高年齢者の方がなる確率が高いので、元気に生活をしていけるよう、毎日適度な運動を無理なく行い、いつまでも元気にお散歩や旅行などをしていけるように、心がけて行って欲しいと思います。

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